修士論文の題目

令和5(2023)年度

  • 熟議学習における見解表明に対する生徒の認識調査─公民科授業の包摂化に向けた解釈的実践者研究を通して─
  • ジェンダー・パフォーマティヴィティからみる社会科教師になるという選択/非選択の意味-女性社会科教員免許取得者の語りに着目して-
  • 日本におけるハザードマップ整備の特徴とその課題
  • 外国にルーツを持つ子どもの教育支援に関する研究
  • 社会正義志向の社会科教師を育成するための方略──米国シアトル大学における初等社会科指導法の講義計画の分析を通して
  • 歴史正義の実現をめざす歴史教育の単元構成原理─カナダのThe Critical Thinking Consortiumが開発した学校教材の分析を通して─
  • 日中大学生の就職活動における地域移動の比較研究
  • 地理システムコンピテンシーの育成と評価‐ルーブリックを活用したフィードバックを通じて‐

令和4(2022)年度

  • 空間認識能力の育成を目指した地図作成学習に関する研究-小学校低学年における授業実践を中心に―
  • 証言的不正義に対抗する市民育成をめざす社会科単元開発研究―K. B. Khanの“Implicit Bias Training”を手がかりに―
  • 2016年熊本地震で生じた 地表余効すべりの時系列変化
  • 対話型鑑賞の方法論を導入した中学校社会科授業デザイン―地理・歴史・公民的分野でのアクションリサーチを通して―
  • 住宅団地におけるダブルの高齢化と空き家対策に関する研究
  • 日本における男女別大学進学率の地域格差に関する研究
  • 家庭におけるエデュケーショナル・マルトリートメントに向き合う社会科単元開発研究-子どもが声をあげる困難性を乗り越えることを通して-
  • 論争問題学習の実施及び教師の個人的見解表明の促進・抑制要因に関する研究―高等学校公民科教師へのインタビュー調査を手がかりに―
  • 論争問題学習に取り組む教師の能力形成支援の方略―「欧州評議会」と「民主主義の守護者の教師」の研修プログラムを手がかりに―

令和3(2021)年度

  • 社会科教師の理論的根拠形成の契機とその社会的要因―複線径路等至性モデリングを用いて―
  • 日本型ホモフォビアへの抵抗をめざした社会科単元開発研究―個人・制度・社会規範の相対化を軸にして―
  • 異動の経験が社会科教師の信念と授業実践に与える影響―国際バカロレア校に異動した教師の事例研究―
  • オンライン学習を導入した社会科地域学習の変革−理解主義の課題の克服を目指して−
  • 日本の大学における文系・理系女子留学生のキャリア形成について

令和2(2020)年度

  • 公営バスの民営化に関する研究
    ―広島県尾道市旧交通局を事例として―
  • 平成時代における神社管理の変化とその地域的差異
    ―広島県を事例に―
  • 主体的・自律的な市民の育成に寄与する構成主義歴史教育論
    ―自己認識・メタ認知を促す自己モニタリング・カードの開発・実践を通して―
  • 歴史的思考の概念“Big Six”の構築過程の研究
    ―Peter Seixasを中心として―
  • 人類史から子どもの歴史像の再構築を促す大観学習への変革
    ―イギリスのBig Picture論を手がかりにして―
  • 中国の高校系統地理教科書におけるナショナルアイデンティティ形成の論理
    ―人民教育社出版社の2004年版と2019年版を手がかりに―
  • フードエシックス研究
    ―P.B.トンプソンの食農倫理思想を手がかりに―
  • 児童文学の中の地理空間と作者の「原風景」
    ―コロボックル物語を事例に―
  • 近世城下町における寺院立地の変遷に関する研究
  • 男女雇用機会均等法制定以降における日本女性の仕事と家事の両立に関する研究
    ―東広島市西条地域を事例として―
  • 教員志望学生の社会科観の構築過程
    ―「生活世界」を手がかりに―
  • 真正な民主主義教育としての社会科教育実践ストラテジー
    ―教師-生徒間の非対称的権力関係に注目して―

令和1(2019)年度

  • 19世紀以降の日中両国の開港と市場経済化
    ―香港と横浜の比較を通じて―
  • 香川県の場所イメージに関する研究
  • 学習者の社会的レリバンスを高める高等学校「日本史」授業の構想
    ―社会参画意識の向上を図る取り組み―
  • 布田川一日奈久断層帯の変動地形学的研究
    ―平成28年熊本地震で生じた地表地震断層を中心に―
  • インクルーシブ社会科の実現をめざした社会科教育実践研究
    ―社会モデルに注目して―
  • 小中学校の廃校と地域への影響に関する研究
    ―香川県を事例として―
  • 教師のカリキュラムに関わる意思決定はどこまで・どのように自立的たりうるのか
    ―探究(求)をめぐる社会系高校教師の受けとめと実践―
  • 米国におけるフェミニズムと社会科教育
    ―M.S.クロッコの教育思想を手がかりに―
  • 平成28年熊本地震に伴う阿蘇カルデラ内の牧野の被害と牧野組合の対応に関する研究

平成30(2018)年度

  • 社会科教師の意思決定の要因についての研究
    ―学問,制度,被教育体験は授業づくりにどのように影響しているか―
  • 社会科教員志望学生の市民性観と授業の関係性社会科教員志望学生の市民性観と授業の関係性
    ―Westheimer&Kahneのフレームワークを手掛かりに―
  • 道の駅来訪者の観光行動に関する分析
  • 「自己調整学習者」としての市民を育成する社会科学習モデルの開発
  • ライフスタイル移住に関する研究
    ―フィンランドを事例に―
  • 中国人日本語学習者にいかに日本社会を教えるか
    ―言語による社会的世界の構成―
  • 石垣島における共同売店の利用に関する研究
  • オーストリアの教科「歴史・社会科/政治教育」の教科教育学的研究
    ―政治的主体を育成する新教科の特質―
  • 生徒に主体的な民主主義観を構築させる中学校社会科単元開発研究

平成29(2017)年度

  • 近代繊維産業における水車動力の立地と変遷に関する研究
    ―群馬県と長野県の比較を通して―
  • 律令国家の隼人支配の特質と展開
  • 平安貴族社会における人間関係の諸様相
    ―道長・実資・行成―
  • 柑橘産地における耕作放棄の発生に関する研究
    ―有田市古江見地区と辻堂地区を事例に―
  • 広島市内における中国料理店の社会空間に関する研究
  • 広島市における女性起業支援環境と女性起業家行動
  • 総合的な政治参加能力を育成する政治教育カリキュラム研究
    ―PBLを基盤としたProject Based Governmentを手がかりにして―
  • 英国論争問題教育論研究
    ―R.ストラドリングとJ.J.ウェリントンの諸論を手がかりに―
  • 「社会を変える」地理・歴史授業の構成
    ―CITIZENSHIP THROUGHシリーズの分析を通して―
  • 過去の人々の選択に焦点を当てた歴史教育
    ―経済学の視点によるNCEEの歴史教材を手がかりに―

平成28(2016)年度

  • 平安後期の反乱と武家の棟梁の形成
  • 社会科教育における「コンテクスト」研究の意義
    -米国研究者の方法論の比較・分析を通して-
  • 評価から見たイングランド「シティズンシップ」の学力像
    -GCSE試験の分析を通して-
  • 高等学校地理の評価システムはいかに維持されているのか
    -教員と生徒の合意関係に注目して-
  • 幕末の朝廷と朝彦親王
  • ユニバーサルデザインの理念に基づく社会科授業
    -米国NCSSの研究成果を手掛がかりにして-
  • 科学的社会認識形成のための地理教材研究論
    -文献資料の選択・読解と授業プランニングの関係に注目して-
  • 平安前・中期の穢の研究
  • 備後国大田荘からみる鎌倉幕府の西国支配
  • 思考力・判断力・表現力を育成する地域教材を活用した中学校社会科歴史学習指導法の開発
  • グローバル社会の見方・考え方を育成する中学校社会科地理学習の単元開発
  • 戦後広島市の都市計画
  • ESDを踏まえた防災教育改善に関する研究
  • 「総合的問題解決能力」を育成する中学校社会科時事問題学習の授業開発
  • 国際バカロレア DP Historyの構造と実際
    -日本における「世界史」教育への示唆-

平成27(2015)年度

  • デジタルメディア社会に生きる市民を育成する社会科単元の開発
  • ポール・W・テイラーの環境思想研究
    -“Respect for Nature”を手がかりに-
  • 社会科授業づくりにおける教師の信念と意思決定
    -Personal Practical Theoriesを活用した調査を通して-
  • 小学校社会科授業プランニングにおける諸理論の統合・調停
    -単元開発における意思決定の構造分析-
  • 前涼史研究
    ~張駿の政策を中心に~
  • 主権者教育としての熟議学習
    -HessとJohnsonらの論を手がかりに-
  • 米国ミシガン州における学校区の社会科カリキュラム
    -自律的な調整・支援機能-
  • 素質教育に基づく中国中学校地理教育の研究
    -分科型の「地理」と総合型の「歴史と社会」カリキュラム分析を通して-
  • 現代の論争問題を通して人間の信念に迫る社会科
    -ジェンダーに関する偏見を含んだ規範概念を中心に-
  • カリキュラム・メーカーとしての地理教師
    -英国ナショナル・カリキュラム下における教師の自律性-
  • 平安時代の貴族の装束
    -禁色・雑袍勅許を中心にして-
  • 現代アメリカ歴史探究学習論
    -実証主義と構成主義の理論と実践-
  • 「協働的」意思決定力を育成する高等学校公民科「政治・経済」の学習指導法の改善

平成26(2014)年度

  • 世界の航空交通システムに関する研究
    ―LCC参入効果の分析―
  • 問題化による歴史単元構成原理の研究
    ―ル・ルーらのグループの論を手がかりに―
  • 大学が入学者に求める市民としての資質・能力
    ―入試問題の分析を通して―
  • 歴史的思考力獲得・深化の実証的研究
    ―思考内容・思考技能・学習意欲の3側面に着目して―
  • 20世紀初頭の国際情勢
    ―大谷隊に係わる外交記録を中心に―
  • アルネ・ネスの環境思想研究
    ―ゲシュタルト存在論における個と全体の地位に焦点を当てて―
  • 律令国家と地震
    ―その対策を中心に―

平成25(2013)年度

  • 子どもの平和構築力を育成する中学校社会科平和教育単元開発研究
    -構造的暴力と紛争の関係理解、問題解決を中心に‐
  • 善導浄土教の西域における流布
  • 環境思想研究
    ~「土地倫理」から「全体論的倫理」への展開過程を中心に~
  • 多文化共生的資質を育成する中学校社会科の授業開発
  • 批判的思考力を育成する歴史学習指導法の開発
    ‐高等学校日本史Aを事例として‐
  • 郊外と過疎地域における女性就業・保育実態の地域比較と考察
    ―徳島県を事例として―
  • 中学校社会科歴史教科書に内在する認識形成の過程と構造
    ―展示的分析を通して―
  • 教員志望学生の社会科教師としての成長過程
    ―教科観と教科指導力の形成に注目して―
  • 律令国家・王朝国家の海運政策
  • 重層的・螺旋的な歴史の大観を支援する歴史教育内容編成
    ‐SHP HISTORYシリーズを手がかりに‐
  • 住宅団地における景観に関する研究
    ―東広島市を事例として―
  • 律令国家展開過程における地方政策と富豪層の成長

平成24(2012)年度

  • 伝統的権威に対する織田信長の権力構想
    ―朝廷及び室町幕府との関係に着目して―
  • イングランド地理・歴史教育における学校段階間ギャップ問題とその克服
    ―Starting Secondary School シリーズを手がかりに―
  • 豊国社成立後の豊臣家と徳川家
    ―『舜旧記』による一試論―
  • 意思決定力を育成する中学校公民的分野の授業開発
    ~法的論争問題の「合議」学習を中心にして~
  • 高等学校地理におけるESD授業の開発
    ―防災と防犯の単元を事例として―
  • 地理教育におけるESD実践のための研究
    ―UNESCO,IGU-CGE,DGfGの動向分析から-
  • 西南戦争の研究
    ―開戦の真相に焦点を当てて―
  • 魏晋南北朝時代における「玉」と士人意識
    ―玉石豚と随葬衣物疏を中心に―
  • 随葬衣物疏研究の諸課題
    -呼称・変遷・書式を中心として-
  • 初志の会実践にみられる人間追究力評価の理論と実際
    -我が国の問題解決社会科における学習評価研究の再解釈-
  • 総合的な社会認識形成のための中学校社会科における分野統合の論理
    -米国の前期中等教育における内容構成の分析を通して-

平成23(2011)年度

  • 国際政治社会における大谷光瑞とスヴェン・ヘディン
    -1908(明治41)年のヘディン来日を中心として-
  • 市民的資質育成のための哲学教育
    -米国哲学カリキュラムの示唆するもの-
  • 中国における社会科探究学習の特質
    -日本との比較を通して-
  • 批判的視聴能力育成のための社会科授業開発
  • 日本における外国人女性労働者の現状と課題に関する研究
  • 情報活用力を育成する中学校社会科授業の開発
    -博物館の活用を通して-
  • 授業観を超えた学習評価に基づく社会科本質論の分析

平成22(2010)年度

  • 多文化社会科教育の起源再考
    -アメリカ社会科における転換発展図式の改訂-
  • 中国における中学校歴史授業の改善に関する研究
    -マルチメディアを活用した実践事例の分析と開発-
  • 平安後期の大宰府管内諸国における荘園公領制の成立
  • 持続可能な社会の構築へ向けた地理教育改革
    -ESDの視点から見た地理教育の可能性と課題-
  • 内なる社会的問題の対象化と解消を促す世界史授業内容構成の開発
    -既存の枠組の顕在化過程および科学的概念の獲得過程に着目して-
  • 外交文書からみる日露戦争後における小村外交
    -チベット問題を中心に-
  • 「未来的思考力」を育成する世界史学習内容編成原理の開発
    -「シナリオ学習」を通した多元的国家観の形成を通して-
  • 公共性の基礎を育成する中等地理授業の理論と実践
  • イングランドにおけるシティズンシップ教育と地理・歴史教育とのクロス
    -シリーズCITIZENSHIP THROUGH…を事例として-
  • 社会科における平和構築教育の研究
    -Kathy Bickmore の平和教育に関する研究を手がかりとして-
  • 批判的思考力を育成する社会科リーディング学習の単元開発
    -『社会科リーディングツールキット』を手がかりとして-
  • 優生思想研究
    -生命倫理教育の視点形成のために-
  • 批判的思考力を育成する中学校社会科の学習材と学習指導
    -附属中学校と公立中学校におけるアクション・リサーチ実習を通して-
  • 歴史の見方・考え方を育成する世界史教育内容開発
    -アクションリサーチを用いて-
  • 広島市おける公民館を利用したコミュニティ活動の地域性
  • 宇治における摂関家の儀礼
  • 中国における中学校地理学習の特質と課題
    -日本との比較を中心に-

平成21(2009)年度

  • 問題中心的アプローチに基づく歴史教育の研究
    -アメリカ合衆国歴史教育教材を事例として-
  • 子どもの歴史理解と歴史授業分析に関する実証的研究
    -O. Halldenの所論を手がかりとして-
  • 子ども会を通してみる教育の地域差に関する研究
  • ショーペンハウアー研究
    -世界論と道徳論の考察-
  • 近代日本行政村の変容に関する研究
  • 下級官人出身法から見た九世紀地方行政の展開
  • 開かれた社会科文化学習の研究
    -文化・世界遺産学習を事例として-
  • 教科書の地理写真にみられるイメージ形成の研究
  • 過疎地域における高齢者福祉サービスに関する一考察

平成20(2008)年度

  • 批判的思考力育成をめざす歴史教育内容の構成原理
    -米国中等用歴史(世界史)教材の分析・比較を通して-
  • 王朝国家の受領統制政策に関する研究
  • 概念探求型授業の改善研究
    -高等学校地理における小単元の開発を通して-
  • J.S.ミル『自由論』研究
    -自己決定権に関する倫理学的考察のために-
  • 社会科における金融教育の転換
    -パーソナルからソーシャルな金融教育へ-
  • イギリス学校歴史教育の新展開
    -シティズンシップ教育との関係を手がかりとして-
  • 歴史的思考力を問うテスト問題の分析研究
    -米国共通試験SAT・AP「世界史」を手がかりとして-
  • 社会科の性格・本質論再考に向けて
    -オチョアのカリキュラム編成論をてがかりに-