1月18日(金)に、「自然地理学実習」(担当熊原康博准教授)で、東広島市西条町柏原地区の新田開発の地形と歴史をめぐる巡検を行いました。各自が事前に作成した地形分類図と、古地図などの資料を手に、訪れた場所の地点データを取りながら歩きました。建造物から開発の概要や重要人物を読み取れる鎮守社に始まり、柏原地区の水利の実態を地形や経緯から知ることのできる池、さらに奥へたどって深道池・中ノ峠隧道と見ていきました。現地を見ながら先生の説明を各地点で聞くことで、学部生たちも徐々に新田開発の経過やしくみに関する理解が進み、納得していく様子がみられました。また、途中で露頭観察も行い、自然地理学の研究手法に直接学ぶ機会となりました。
(M1 池田直樹)