米国シティズンシップ教育に関するactive book dialogueを行いました

当日の様子①

4月21日13時より『現代アメリカ貧困地域の市民性教育改革』(古田雄一、2021、東信堂)の読書会をActive Book Dialogueの形で行いました。

Active Book Dialogueとは、1冊の本を分担し、それぞれが読んだ内容をまとめた上で、発表し、ディスカッションを通じて理解を深めていく方法です。

今回読んだ『現代アメリカ貧困地域の市民性教育改革』は、アメリカ貧困地域で、市民性教育が、学校の社会科教育、学校全体、そして地域社会でどのように取り組まれているのかを考察しています。

社会科教育を中心に考えることが多い院生にとって、学校全体や地域社会を含めた広い視野で、社会科教育を考えることは、自身の研究をさらに洗練させていく上で重要だと考え、実施しました。特に、本コースでは社会科教育や市民性教育について研究する院生が多く、同書は非常に示唆に富むものでした。

読書会で出た疑問点は、23日に実施するオンライン・ディスカッションで、著者である古田雄一先生(大阪国際大学短期大学部准教授)に尋ねます。

奥村尚(研究生)