2019年2月23,24日に、大学院の授業である地理認識内容学特講(担当熊原康博准教授)の一環で、北近畿・山陰巡検を行いました。
1日目は兵庫県の播磨と但馬を結ぶ播但自動車道沿いの生野銀山を見学しました。鉱石採掘の歴史と技術を知ることができました。また,宿泊先の豊岡市街の中心部には.大正時代に設置された環状交差点があり、中央の緑地帯には,円山川の洪水に伴う水害碑や,上水道を整備した人物の顕彰碑を見学しました。
2日目は地磁気の逆転と柱状節理で有名な玄武洞に始まり、余部鉄橋、白兎神社、青谷上寺地遺跡、倉吉の白壁土蔵群を見学しました。ジオパーク、交通と自然環境の関係、神話と地形の関係、弥生時代の稲作文化と集落立地、歴史的な街並みなどについて,受講生同士で議論をして見聞を深めました。
1泊2日という短い巡検でしたが、それぞれの下調べとよく練られたコースのおかげで、非常に充実した巡検となりました。
(M1 冨田)