今年度から当コースでは、社会認識教育学の「知」の蓄積や変革を行えるような場にしていきたいと、図書室のリニューアル事業に取り組んでいます(教員担当:川口広美、院生主担当:小野創太・玉井慎也)。
第1弾は書籍の除籍作業です。書籍の必要・不要を決めるのは難しいことですが、移転後30年以上の月日の中で、古い書籍が大半を占めるようになり、新しい図書を入れるためにはと、苦渋の決断となりました。除籍に至るまでには、①除籍基準の項目決定、②雑誌・教科書コーナーの書籍の全体像の把握、③作業手順の検討、④選別というステップを踏みました。
2月22日(月)の午前と午後であわせて、学部生6名(岡井さん、小島さん、前田さん、清水さん、松本さん、野瀬さん)、院生10名(神田さん、村田さん、奥村さん、真崎さん、玉井さん、渡邉さん、小野さん、両角さん、河原さん、小栗さん)の見事なチームプレーのもとで、雑誌・教科書をすべて棚から出し並べ、カテゴリー分け、基準をもとに選出をしていきました。
これまでこれらの雑誌や教科書を使ってきた方、必要になるだろうと購入・保存してくださった方の気持ちを考えると心苦しい時もありましたが、現在・将来の学生のことを考えて進めてまいりました。
今後もまだまだ除籍作業は進みます。最終的には、多くの新しい本を迎え、新たな知の創出に向けて、自由に意見交流ができる新しいスペースも作る予定です。より良い図書室についてアイディアやご意見等ありましたら、遠慮なくお伝えいただければと思います。