ネパールで活断層調査を行っています

現在,ネパール西部の主境界断層(過去のプレート境界)沿いで活断層調査を行っています。今回の調査の目的は,主境界断層沿いの活断層の変位地形の特徴や,最新活動時期を明らかにすることです。活断層の露頭観察・測量や,ドローンを使って断層地形を空撮して,地形の特徴を明らかにしています。この調査は,日本学術振興会科学研究費(国際共同研究強化(B),「ネパールヒマラヤにおける活断層の地震危険度推定と持続可能な防災教育開発」,研究代表者 熊原康博)の一環で,ネパール・トリブバン大学のChamlagain助教,大分大学の小山拓志准教授と共同で行っています。

(准教授 熊原康博)