三永水源地へ巡検にいきました

2019年4月18日に、大学院の授業の地理認識内容学特講(担当熊原康博准教授)で、東広島市内の呉市の飛び地である三永水源地周辺をフィールドに巡検を行いました。

巡検に行く前に、三永水源地ができる以前である明治時代の地図と、現在の地図を比較しながら、三永水源地がその場所に作られた理由を、地形を見ることで探っていきました。また、水源地の出現で、どのように道路が変化したかなどを下調べし、現地に向かいました。現地では、国登録有形文化財である三永水源地堰堤や周辺の石碑などを見学し、新たな石杭の発見や水源地の職員から水源地に関する情報を得るなど多くの収穫がありました。

その後、東広島市南部にある千足池の円筒分水・用水路を見学しました。円筒分水は、水を公平に供給する上で重要な施設で、その役割など受講生間での対話を通して、見聞を深めました。帰路では、下三永福本IC周辺の水田の畦に広がる芝桜がちょうど見ごろを迎えていたので、ドローンにより空撮しました。

天気も良い巡検日和であり、様々な発見ができた巡検となりました。

M1 原田 歩