5月30日(木)に、熊原康博准教授担当の大学院の授業「地理認識内容学特講」において、東広島市西条町上・下三永地域の地形巡検を行いました。明治時代の古地図と現在の地形を照らし合わせながら、河川争奪や用水路の様子を確認していきました。
「三永の石門」は、現在は別の場所に移されていますが、実際に使われていた頃は道路をはさんで水を通す、重要な用水路の役割を果たしていたそうです。石門が元来あった位置は,この地域の分水界になっています。石門より西側は三永川~黒瀬川~呉市広方面へと流れ、東側は田万里川~賀茂川~竹原市方面へと流れていきます。
また、周辺の神社や寺院を巡り、この地域の歴史についても学ぶことができました。
川と用水路の関係を深く意識することや、様々な発見をすることができた巡検となりました。
M1 藤岡 柚衣