みなさん、こんにちは。
博士課程後期1年の中村賢治です。
今回は「大学院生による高校訪問」のレポートをお届けします!
2025年12月11日、私たち社会認識教育学領域の大学院生チーム(中村・劉・井戸)の3名は、呉市にある広島県立広高等学校にお伺いしました。
ミッションは、1年生のみなさんが取り組んでいる「総合的な探究の時間(おおいなる夢Ⅰ)」へのアドバイス。 まさにこれから本格的な研究を始めようとしている高校生たちと、熱い「探究トーク」を繰り広げてきました。

(左から、中村、井戸、劉)
■ 高校生の研究テーマ、ここが面白い!
当日は「探究テーマ中間発表会 兼 相談会」ということで、生徒の皆さんが現時点で考えている「問い」や「調べたこと」を発表してくれました。
私たち大学院生は、それぞれの専門分野に合わせてクラスに分かれ、コメンテーターとして参加しました。 私が担当したクラス(教育・心理系テーマなど )や、劉さん・井戸さんが担当したクラス(グローバル・法・社会課題系テーマなど )では、高校生ならではのユニークな視点がたくさん飛び出しました。
最初は「大学院生の人に発表するなんて緊張する…」といった表情の生徒さんも多かったのですが、いざ発表が始まると雰囲気は一変。「このテーマ、もっと深めるにはどうしたらいいですか?」「先行研究ってどう探せばいいですか?」 と、終了間際まで質問が止まらないほどの盛り上がりを見せました。授業の終わりには、多くの生徒さんが「探究のコツ」のようなものを掴んだキラキラした表情になっていたのが印象的でした。放課後になっても私たちへ熱心に相談を続けてくれる生徒さんもいて、私たち自身も初心にかえるような刺激的な時間となりました。


■ 参加メンバーからのメッセージ
今回参加した3名の大学院生から、広高校の皆さんへのメッセージと感想をお届けします。
中村 賢治(博士課程後期1年)
私が担当したクラスでは、「将来先生になりたいんです!」という生徒さんが多く、とても嬉しかったです。「一斉に前向きの座席配置を変えて、みんなが向かい合って話せる教室をつくりたい!」や「先生の数が減っている問題を何とかしたい!」など、普段、教育学研究に取り組む私たちも唸るほど「ワクワクする問い」の連続でした。 その熱い思いがあれば、きっと素敵な研究になります。応援しています!
劉 旭(博士課程後期3年)
皆さんと一緒に探究できて、本当にうれしかったです。 それぞれが自分の興味からテーマを見つけ、たくさん調べて頑張っている姿はとても素晴らしかったです 私は大学で、皆さんは高校で研究していますが、私たちは「自分の興味を深めるために探究する仲間」です。また会える日を楽しみにしています。私も皆さんに負けないように頑張ります。一緒に成長していきましょう!
井戸 浩太(博士課程前期1年)
皆さんが自分の生活経験や率直な問題意識をもとに「問い」を設定し、探究を深めようとする姿が印象に残りました。 一人ひとりの発表からは、自分なりの視点(ポジショナリティ)を最大限に発揮した独自の着眼点が伝わってきて、私自身も大変勉強になりました。 これからも、一人ひとりの考えに寄り添いながら、探究を広げ深めていくためのサポートをしていきたいと思います。
【高校生の皆さんへ】
大学や大学院での「研究」と聞くと、少し難しそうに感じるかもしれません。
でも、根本にあるのは今回の授業で皆さんが感じた「これってなんでだろう?」「もっと知りたい!」というワクワクする気持ちと同じです。
私たちの領域(社会認識教育学領域)には、そんな知的好奇心を全力で受け止めてくれる先輩たち、先生方がたくさんいます。もし「探究」の面白さに目覚めたら、ぜひ大学でもその続きを一緒にやりましょう!
(執筆:博士課程後期1年 中村賢治)