今年度の卒業論文発表会は、全学部生と大学院生が一堂に会して実施できました。前半は全体会として学部4年生による進路決定に向けた取組に関する発表や、大学院生による大学院での研究・生活に関する発表などが行われました。これから進路を決める学部３年生は活発に質問をし、他の学年にとっても有意義なものになりました。
後半ではゼミごとの分科会を行い、4年生による論文発表と質疑応答、及び先生方による講評が行われました。久しぶりに大人数が対面で集まり、活発な議論や学年を超えた交流がなされました。
この会を通じて、先輩方の進路に関する詳しいお話を聞き、今後の自らの進路選択についても考えを深めることができました。また、先輩方の研究の視点や内容、方法について知り、今後卒業論文に向けた研究を進めていくにあたり、非常に参考になる時間を過ごすことができました。
卒業論文発表会の後には、４年ぶりとなる広島市内での卒業生追い出しコンパ（追いコン）を開催いたしました。先生方と学生が会食を行うことはなかなかない機会で、みな和気あいあいと楽しみました。4年生からは卒業論文の執筆で苦労したことや，これまでの教社での思い出などを伺うことができました。これまでは新型コロナウィルスの影響で、４年生は対面の行事が制限されていましたが、最後の教社での行事で直接会って先輩方を送り出すことができて、大変うれしく思っております。
（執筆：学部3年 西屋優人）
