このたびの能登半島地震に被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
本コースの熊原康博准教授は,令和6年能登半島地震変動地形調査班災害対応グループ(公益社団法人日本地理学会)の一員として,2024年1月1日16時10分に発生した令和6年能登半島地震の緊急地形調査を実施しています。このグループには、本コース修了の岩佐佳哉さん(大分大・助教)も加わっています。
本調査では,国土地理院によって地震後に上空から撮影され,webサイトを通して公開されている空中写真(垂直写真)を用いて津波浸水範囲(珠洲市南部)及び海岸地形変化を実体視判読し,デジタルデータとしました。これらの成果は,日本地理学会災害対応委員会のwebサイト(https://ajg-disaster.blogspot.com)に随時アップしております。
今後も,全国の研究者とともに,正確で迅速な成果公表を進め,被災地の復興・復旧に貢献していきます。 (執筆:熊原康博)