2023年10月14日(土),広島大学フェニックス国際センターMIRAI CREAにおいて広島大学75+75周年記念事業の一環として「人間社会科学研究科地域連携パネル展示」の表彰式が執り行われました。本企画は,人文社会科学分野における地域・社会連携活動の取り組みを学内外に向けて発信し,地域住民の方々へ大学の取り組みを知ってもらい,関心を高めていただくことを目的としているものです。企画の詳細はこちら(https://www.hiroshima-u.ac.jp/gshs/panels-2023)をご覧ください。
このたび,最優秀賞に本コースの大学院生(吉田純太郎・両角遼平・田中崚斗・川本吉太郎)が作成した「東広島市「広域交流型オンライン学習」の取り組みとその成果:大学院生・学部生による運営支援に注目して」が選ばれました。また優秀賞には本コースの学部3年生(赤田拓哉・一柳真帆・西屋優人・山本健人)と熊原康博准教授が作成した「全国原爆関連碑の分布調査」がそれぞれ受賞いたしました。
<最優秀賞に選ばれた大学院生のコメント>
このたびは最優秀賞を頂けましたことを大変光栄に思います。広域交流型オンライン学習は,社会系コース所属の学部生・大学院生をはじめ,多くの学生の皆さんにご従事いただいております。広島大学で学んだ成果を,東広島市の小中学校へと還元できることはこの上ない喜びです。受賞を励みにして,引き続き教育学部・人間社会科学研究科の学生だからこそできる社会貢献に努めてまいります
(博士課程後期1年 吉田純太郎)
<優秀賞に選ばれた学部生のコメント>
優秀賞に選ばれた「全国原爆関連碑の分布調査」についてのパネルは教育学部社会系コース3年の4人と熊原康博准教授で作成いたしました。このパネルでは,私たちがこれまで調査して発見した全国に存在する原爆関連碑の分布について紹介するとともに,これまでの研究活動における地域・社会連携活動の取り組みを紹介しております。これまでに,本研究は全国の新聞記事に掲載されたことに加え,広島市立中央図書館においてパネル展と講演会を行い,学校外の方々に研究成果を発信してまいりました。今回,優秀賞を授かり大変うれしく思っていると同時に,これからもより多くの方々に本研究を知っていただくことで,被爆体験の風化をさせず,平和への意識を高めるための契機となればと考えております。 (執筆:B3 山本健人)