国際シンポジウム「中学校・高校で困難な歴史を教える(Teaching Difficult Histories in Secondary Schools)」を開催します。2023年3月8日、ニューヨーク開催】

社会系コースは、アメリカ・ニューヨークにあるHunter Collegeとの共催で、シンポジウム「中学校・高校で困難な歴史を教える(Teaching Difficult Histories in Secondary Schools)」を開催します。本コースの金鍾成准教授がパネリストを務めます。タイトルの“困難な歴史”とは、暴力性を帯び、個人的・集団的なトラウマを想起させ、現在においても論争を呼び起こすものを指します。“困難な歴史”は、学校現場において「他者とともに生きる市民」を育成する際に欠かせない課題ではありますが、それを教えることは容易なことではありません。本シンポジウムでは、この困難さに向き合う大学の研究者、中学校・高校の社会科教師、博物館や図書館の専門家、教育庁のカリキュラム開発者の「声」を交え、中学校・高校で困難な歴史を教える上での様々な問題を議論します。シンポジウムの詳細につきましては、添付のチラシをご参照ください。

ニューヨークでの現地開催になりますが、関心のある方はご参加をお願いいたします。参加を希望される方は、金鍾成准教授(jongsung[at]hiroshima-u.ac.jp [at]を@に変えてください)にご連絡ください。なお、本シンポジウムは、広島大学ネットワーク形成支援助成の支援を受けております。

・日時:2023年3月8日(水)午後4時30分―7時30分(現地時間)
・場所:ニューヨーク市Hunter College Room 1203E(現地開催)

・言語:英語

・パネリスト

Cathy Rojas (Teacher, Middle/High School)

Eva Ackerman (Teacher, Middle/High School)

Beth Rubin (Professor, Rutgers University)

Jongsung Kim (Associate Professor, Hiroshima University)

Terrie Epstein (Professor, Hunter College)

Cath Goulding (Educator, Yuri Education Project)

Brian Jones (Inaugural Director, Center for Educators & Schools NYPL)

Joe Schmidt (Senior Instructional Specialist, Social Studies NYC DOE)