志和中学校で行われた地域調査の発表会に参加しました

本コースの熊原康博准教授と博士課程後期の大学院生(横川知司、私)は、東広島市立志和中学校3年生に向けて地域調査の方法を指導・助言しています。志和中学校の「総合的な学習の時間」において、「志和地歴ウォーク〜ふるさと志和の暮らしの変化〜」と題したカリキュラムに昨年から取り組んでおり(昨年の様子はこちら)、2年目となる今年も、生徒が4人で1グループとなってテーマをそれぞれ設定し、聞き取りや現地調査、文献調査を行ってきました。

11月26日には発表会が行われ、グループごとに調査の結果を発表しました。テーマは,伊能忠敬が歩いた道,先駆的な有機農法の取り組み、肥育や生乳などの畜産業など、志和の歴史や産業に関わるものとなりました。発表では,各グループが実際に聞き取りや現地調査をすることで得られた志和町の歴史や産業などが端的にまとめられていました。また、生徒の感想からは地域への関心が高まったことを感じ取ることができました。発表会には地域の方々も参加され、生徒に対して多くの質問やアドバイスがなされました。

今後、アドバイスをもとに修正を加えて、報告書としてとりまとめる予定です。

(D2 岩佐佳哉)