大学院生が県立広島高校の「プロフェッショナル探究」に協力しました

7月21日,広島県立広島高等学校の「プロフェッショナル探究」に本コース博士課程前期1年の吉田純太郎さんが協力しました。「プロフェッショナル探究」は,「総合的な探究の時間」の一環として県立広島高校で実施されている学習プロジェクトです。大学院生の指導や研究室訪問を通じて高校生が研究について理解し,それを各自の卒業研究に活用することを目的としています。

吉田さんは,先輩研究者として「研究とは何か」を高校生へ語りました。中でも「勉強」と「研究」は大きく異なっているという点に,勉強を日々している高校生は興味を抱いたようです。両者を比較することで,高校生は研究の意義を見出したようです。また,吉田さん自身の卒業研究での経験を踏まえて,アンケート調査を実施するうえでのポイントを指導しました。指導を基にして,参加した高校生は自身の調査計画を改善することができました。

今回の授業を通じて,指導を受けた高校生の卒業研究が実りあるものになることを心より願っています。(文責:吉田純太郎)