学部1年生による原爆碑調査に関する記事が中国新聞に掲載されました

7月24日付中国新聞朝刊で,当コースの学部1年の4名がおこなっている全国の原爆関連碑の調査に関する記事が掲載されました(記事はこちら)。この調査は,必修科目の教養ゼミにおいて当コース1年全員で調べた内容をたたき台として,西屋優人さん,一柳真帆さん,赤田拓哉さん,山本健人さんが授業終了後も継続的に行っているものです。教養ゼミでは,原爆犠牲者の慰霊を目的とした「原爆慰霊碑」に限定していた認定基準を拡大して,核廃絶を訴えた石碑なども含めて「原爆関連碑」として改めて調査しています。現時点では新しい定義に基づいて北海道・東北  9基,関東  58基,中部  16基,近畿  19基,中国(広島県を除く)19基,広島市 229基,四国  7基,九州・沖縄(長崎県を除く)  22基,合計379基について建立場所や建立経緯などを明らかにしています。現在も,長崎県内や広島県内の石碑調査を進めており,これらの調査が終わり次第,全国的な分布や傾向を明らかにし,原爆関連碑を活用した平和学習の教材化をすすめる予定です。