大学院生が地理科学学会の優秀発表賞を受賞しました

2021年度地理科学学会春季学術大会が6月19日にオンラインで開催されました。当コースからは博士課程後期3年の横川知司さんらのグループ、2年の岩佐佳哉さんらのグループ、1年の沈 彧磬さん、劉 暁一さんが発表しました。最も優秀な発表を行った若手研究者に贈られる優秀発表賞に岩佐さんが受賞しました。岩佐さんらの発表は市町村史などの郷土資料を収集し、1945(昭和20)年に広島県に上陸した枕崎台風で生じた死者数を再検討した内容です。学会終了後に地理科学学会会長(由井義通教授)から本賞が授与されました。
当コースの学生の発表は以下のとおりです。

・横川知司・岩佐佳哉・住谷侑也(博士課程前期1年)・原田 歩(博士課程後期1年):東広島市西条町における伝統行事「とんど」を用いた小学校社会科の授業実践

・岩佐佳哉・杉山愛実(学部4年)・村上正龍(学部4年):郷土資料に基づく1945年枕崎台風による死者数の再検討と地図化

・沈 彧磬:広島県における平成期の神社の管理の変化 ―広島県神社誌と神社庁資料との比較―

・劉 暁一:児童文学の中の地理空間と作者の「原風景」 ―コロボックル物語を事例に―