世界史概説Ⅰ (白須淨眞 准教授) 2013年現在

白須先生が担当されている教育学部の授業で一押しのものは何ですか?

一押しは世界史概説Ⅰという授業ですね。

世界史概説Ⅰではどのようなことをするのでしょうか?

この授業では,中学校社会科,高等学校の地理歴史科の授業内容の充実をはかるために,世界史の中でも,特にユーラシア歴史世界の中から,中国の歴史を主に取り扱い,最前線の研究視点を提示していきます。さらに講義した内容の理解を促すため、様々な本を紹介します。今まで学習してきた歴史の内容を充実させることができるでしょう。

中国には長い歴史があると思います。この授業ではどの時代の内容を取り扱うのでしょうか?

8世紀中葉の「安史の乱」以降から毛沢東による革命までの中国史を中心に扱います。しかし,それだけではなく,シルクロードの歴史,北アジア遊牧民の歴史なども学ぶことができますよ。さらに中世ヨーロッパ社会と中国社会を比較するなど、中国史だけに捉われない授業を展開します。

高等学校で学んだ世界史とはどのように違うのでしょうか?

それは最先端の研究成果を取り入れているという点でしょう。最先端の研究成果を取り入れ,改めて内陸アジアの歴史を再構成します。従来の考え方とは異なり,新たな側面から見た東洋史が授業の中で展開されます。例を出すとすると、ヨーロッパで起こった出来事と、東アジアで起こった出来事は別個に考えられていたということがありますね。しかしヨーロッパとアジアの交流、それをつなぐキャラバンの役割など、今までスポットが当てられていなかったものを示すことで、新たな歴史を垣間見ることが出来る。高等学校の世界史がつまらないと感じた人でも,まったく新しい世界が見られること間違いないひと味も,ふた味も違った授業になっていますね。