熊本で活断層の調査をしています

 学部4年の住谷侑也さんの卒業論文作成の一環で,大学院生の岩佐佳哉さんと熊原康博准教授は熊本の御船町や西原村で野外調査を行っています。熊本地震後に生じた地震断層上の微少な変形の分布や特徴を,トータルステーションによる高精度な測量や,ドローンによる空中写真を活用したデジタル標高モデルの作成などによって,定量的に明らかにしています。地震後の変形は,活断層の複雑な挙動を示すものであり,活断層の動きを全体的に評価する上で貴重なデータとなります。